気になったので新しい筆の紹介 と 落書き小梅チャン
2013年1月12日 画材 コメント (7)
切り絵とかの紙を購入するために行った世界堂にて筆も何かないかなと思って探してみたらこんな妙な筆を発見。その名もInterlon(インターロン)。
・下記のは販売代理だけど
http://www.maruzen-art.co.jp/gazai/interlon/
なんでも 形状記憶 を備えた筆らしい。説明によるとマキ製法で作られているため穂先が外に広がり難い上に広がってもある程度なら熱めのお湯を用いる事で形状記憶によって本来の形状に戻るとの事。しかもお値段が俺がいつもよく用いる0号と2/0号サイズだとなのだが一本のお値段税込で驚きの315円。しかも世界堂だと20%offされるので二本買っても504円。
なにこれこわい
"けど袋入り&キャップつきだから実際買ってみなきゃ、感触わからんな"というわけで0号と2/0号を購入。自宅に帰った後に触ったみた感想で判断すると前に紹介したホルベイン社の2100Rより少しコシが強い印象がある。あぁ、なんか説明に豚毛がどうのって書いてあったからそうなのかもしれない。けど掌で幾度か動かしてみると想像より滑らかな感じがある。ただ、今、他に新品(特に2100R)がないためただの気のせいかもしれないが筆を当てる際に少し平たくなりやすいような気がするので線を描くのは慣れがいるかもしれない。だが、地味に評価したいのが柄の長さ。俺は柄が長いのがバランスがとりやすくて好きなのだが柄が長いのは安くても400円↑が多いため315円-αで買えてこれだけの長さがあるのも個人的にグッド。
しかしこの不景気の最中、広がり難い上に少し広がっても戻せるなんてものをこのお値段で提供するとは大したメーカーさんである。コリンスキーとか使った筆なんてモノ(ダヴィンチ等の高級品メーカー)によっては安くても一番小さなので1500円。拡張アート的には無縁だが20号とかになると3万位する筆もあったりする。正直俺でもどんなか使ってみたい気持ちはあるもののこの価格に手を出すのには勇気がいる。何より拡張に興味を持ってる人にいきなりこんな高い筆を買えというのは酷なもの。かといってどの位のがいいのかのボーダーラインは最初は中々わかりにくいもの。だからこそ俺は安くていいと思った筆を紹介したいのだ(もちろん描き手の好みもあるので一概に使いやすいかは言い切れないが・・・)。ただ極端に安いのは文字通り安物買いの銭失いになるのは事実。筆はともかく絵具に関してはラッチさんがそれを証明した。絵具に関しては素直にリキテックスかホルベイン辺りのを購入した方がいい。
最後に余談だけど筆ペンを久々に買ってみたけど本格的なのってフェルト系の安物使ってたのが馬鹿らしい位描き味いいんですね。試し書きに小梅チャン描きましたがやっぱ俺の癖でこうなっちゃいます。けど小梅チャンかわわ。
・下記のは販売代理だけど
http://www.maruzen-art.co.jp/gazai/interlon/
なんでも 形状記憶 を備えた筆らしい。説明によるとマキ製法で作られているため穂先が外に広がり難い上に広がってもある程度なら熱めのお湯を用いる事で形状記憶によって本来の形状に戻るとの事。しかもお値段が俺がいつもよく用いる0号と2/0号サイズだとなのだが一本のお値段税込で驚きの315円。しかも世界堂だと20%offされるので二本買っても504円。
なにこれこわい
"けど袋入り&キャップつきだから実際買ってみなきゃ、感触わからんな"というわけで0号と2/0号を購入。自宅に帰った後に触ったみた感想で判断すると前に紹介したホルベイン社の2100Rより少しコシが強い印象がある。あぁ、なんか説明に豚毛がどうのって書いてあったからそうなのかもしれない。けど掌で幾度か動かしてみると想像より滑らかな感じがある。ただ、今、他に新品(特に2100R)がないためただの気のせいかもしれないが筆を当てる際に少し平たくなりやすいような気がするので線を描くのは慣れがいるかもしれない。だが、地味に評価したいのが柄の長さ。俺は柄が長いのがバランスがとりやすくて好きなのだが柄が長いのは安くても400円↑が多いため315円-αで買えてこれだけの長さがあるのも個人的にグッド。
しかしこの不景気の最中、広がり難い上に少し広がっても戻せるなんてものをこのお値段で提供するとは大したメーカーさんである。コリンスキーとか使った筆なんてモノ(ダヴィンチ等の高級品メーカー)によっては安くても一番小さなので1500円。拡張アート的には無縁だが20号とかになると3万位する筆もあったりする。正直俺でもどんなか使ってみたい気持ちはあるもののこの価格に手を出すのには勇気がいる。何より拡張に興味を持ってる人にいきなりこんな高い筆を買えというのは酷なもの。かといってどの位のがいいのかのボーダーラインは最初は中々わかりにくいもの。だからこそ俺は安くていいと思った筆を紹介したいのだ(もちろん描き手の好みもあるので一概に使いやすいかは言い切れないが・・・)。ただ極端に安いのは文字通り安物買いの銭失いになるのは事実。筆はともかく絵具に関してはラッチさんがそれを証明した。絵具に関しては素直にリキテックスかホルベイン辺りのを購入した方がいい。
最後に余談だけど筆ペンを久々に買ってみたけど本格的なのってフェルト系の安物使ってたのが馬鹿らしい位描き味いいんですね。試し書きに小梅チャン描きましたがやっぱ俺の癖でこうなっちゃいます。けど小梅チャンかわわ。
今日買ってきた筆と現在の拡張アートの活動場所
2012年8月18日 画材 コメント (6)
つーわけで今日は奮発して高い筆買っちゃったので紹介をば。
まず自分が筆選びで重要だと思うのは腰が強すぎず弱すぎずでありかつアクリル絵具の含みがよいものを選んでいます。腰が強すぎる(例えば豚毛の様な油絵具用のとか)と筆跡が目立ちますし弱すぎるとアクリルの含みも比例してよくありませんし重みにあまり耐えられるものではないのです(例は後で記述)。では筆の少し細かな詳細を。
自分が使っている筆の中でよく使っているのは二本で一本目が写真にある筆の一覧の中にある一番下のバニーコルアート社のBonnylon brush standard 3/0 Ф2.1)。これは一本220円位で安いので少し弱りやすいものの(自分の筆使いが荒いのもあるかもですが)癖もなく非常に使いやすいので入門にはいいと思います。
もうひとつがと上から二番目にあるホルベイン社の2100Rです。こっちの方は一本420円と先ほどのに比べ二倍近くの値段ではありますが痛みにくくまた筆が長いため持った時のバランスがいい感じがします。自分の場合はこれの痛んだのをデザインカッターで毛をカットして自作の細筆を作成しました(サインとかΦ語はこれの改造したもので描いてます)。どうしてわざわざ自作したのかというと市販の極細筆だと毛の量が少ないためアクリルをあまり多く含む事が出来ない上に腰が弱すぎるために使えない上にすぐに駄目になってしまいます(実際600円位の筆を買ってみたもののすぐ駄目にした経験あり)。なのである程度アクリルの含みの良い筆を改造した方がよいのです。
残りの二本は下から二番目のもホルベイン社の350Rという筆なのですが自分の感覚ですと先ほど紹介した2100Rの方がいい感じです。かといってコンパクトさで勝負するとなるとバニーコルアートのでいいし・・・値段も記憶があってれば360円(世界堂で買ったのでもう少し安いかも)位だったと思うので、これはまぁ実際使ってみてどっちがいいかは各々にまかせるでいいかなって事で。
そして一番の上の筆ですよ。一番の上。こいつもホルベイン社のなんですけどこいつが1050円もしたんですよ。もう塩ビニの筒に偉そうに入っちゃっててもうね。これはまだ買ったばかりなんでまだ完全には使い勝手はわからないのですが取り出してみてみたら2100Rよりやや腰が弱めでしかも毛が長い・・・。なんか嫌な予感しかしないんですよねぇ。というか2100Rが優秀すぎるんだよ。マジで。それに俺ってアクリルはリキテックスのくせに筆はホルベインばっかとかマジふたまたなんですけど。それはおいといてわかりにくい説明ばっかだけど2100Rがヤバいってのは確かです。
んで余談なんだけど結構拡張アートをやってらっしゃる方が増えてきてる様ですね。上達するならやっぱ人に見せていくのが一番。というわけで現在の活動しているサイトを紹介。
・Pixiv
メインページ http://www.pixiv.net/
自分のページ http://www.pixiv.net/member.php?id=41435
日本の方じゃお馴染みのSNS。自分が初めて拡張アートというジャンルで活動し始めた場所なのでここの人達とは結構仲良くなって今でも交流している人が結構います。けどここだけの話、以前より勢いが無くなってる感がある上に拡張アートに対してあまり快く思ってない人間が少しいるのでその点は要注意(MTGジャンルで作品あげている人の中にもいます。誰とはいいませんが俺は関わりたくないんで念のためブロックにブチ込んでます。)。
・deviantART
メインページ http://www.deviantart.com/
自分のページ http://ghostarm1911.deviantart.com/
現在の俺の主戦場的な場所。登録をしたのは二年前で本格的に活動を始めたのが数カ月前ではありますが正直こっちの方が反応がいいです。主な言語は英語ですがそこは翻訳ツールなりとかwiki等を見て、定型文に加えて後は翻訳ツールとか使って例え変な文章になっても自分の言葉を書いてけばいいと思います。ちなみにあちらでは神河の山パノラマが凄く評価が高く日本とはまた違った評価感覚があるのだなぁと思ったものです。ただ、困った事にこのサイトは検索機能が糞なのでただうpってもほとんど目につく事がありません。なのでグループというのに加入しとくのが吉です。自分が所属しているグループは以下の二つです。
http://mtg-alters.deviantart.com/
拡張アート(アナログ限定)専門のグループ。年月的には比較的最近に出来たグループです。
http://magicthegatherer.deviantart.com/
こちらは様々なジャンル(ファンアートからサプライ系に加え、デッキレシピ的な写真まで)があってここにも拡張アートの項目があります。
・tumblr(タンブラー)
自分のページ http://ghostarm1911.tumblr.com/
ここはなんていえばいいんでしょうか・・・なんかツイッターとブログが組み合わさったとこっていえばいいのか・・・俺もここは利用し始めて日が浅いのであれですがとりあえず登録しておいて後は気が合いそうな人をフォローしたり、作品うpる際にタグ登録しとけばいいんじゃないのでしょうか。ただここは無断転載とかも横行しまくってるのでそういうのが嫌いな人ははっきりいってオススメしません。正直自分も続けられてるのはフォロワーさんが増えたおかげといっても過言ではありません。
まぁ、その位か。ここで紹介されていないもの以外でも様々なサイトがあると思うので木が向いたらこいうった処に載せてみてはいかがでしょうか。流れに乗ればきっとなんとかなりますよー。
後、明日から三日位、長野辺りの方に失踪してきます。
めちゃくちゃ長文になっちゃったけどアデュー。
まず自分が筆選びで重要だと思うのは腰が強すぎず弱すぎずでありかつアクリル絵具の含みがよいものを選んでいます。腰が強すぎる(例えば豚毛の様な油絵具用のとか)と筆跡が目立ちますし弱すぎるとアクリルの含みも比例してよくありませんし重みにあまり耐えられるものではないのです(例は後で記述)。では筆の少し細かな詳細を。
自分が使っている筆の中でよく使っているのは二本で一本目が写真にある筆の一覧の中にある一番下のバニーコルアート社のBonnylon brush standard 3/0 Ф2.1)。これは一本220円位で安いので少し弱りやすいものの(自分の筆使いが荒いのもあるかもですが)癖もなく非常に使いやすいので入門にはいいと思います。
もうひとつがと上から二番目にあるホルベイン社の2100Rです。こっちの方は一本420円と先ほどのに比べ二倍近くの値段ではありますが痛みにくくまた筆が長いため持った時のバランスがいい感じがします。自分の場合はこれの痛んだのをデザインカッターで毛をカットして自作の細筆を作成しました(サインとかΦ語はこれの改造したもので描いてます)。どうしてわざわざ自作したのかというと市販の極細筆だと毛の量が少ないためアクリルをあまり多く含む事が出来ない上に腰が弱すぎるために使えない上にすぐに駄目になってしまいます(実際600円位の筆を買ってみたもののすぐ駄目にした経験あり)。なのである程度アクリルの含みの良い筆を改造した方がよいのです。
残りの二本は下から二番目のもホルベイン社の350Rという筆なのですが自分の感覚ですと先ほど紹介した2100Rの方がいい感じです。かといってコンパクトさで勝負するとなるとバニーコルアートのでいいし・・・値段も記憶があってれば360円(世界堂で買ったのでもう少し安いかも)位だったと思うので、これはまぁ実際使ってみてどっちがいいかは各々にまかせるでいいかなって事で。
そして一番の上の筆ですよ。一番の上。こいつもホルベイン社のなんですけどこいつが1050円もしたんですよ。もう塩ビニの筒に偉そうに入っちゃっててもうね。これはまだ買ったばかりなんでまだ完全には使い勝手はわからないのですが取り出してみてみたら2100Rよりやや腰が弱めでしかも毛が長い・・・。なんか嫌な予感しかしないんですよねぇ。というか2100Rが優秀すぎるんだよ。マジで。それに俺ってアクリルはリキテックスのくせに筆はホルベインばっかとかマジふたまたなんですけど。それはおいといてわかりにくい説明ばっかだけど2100Rがヤバいってのは確かです。
んで余談なんだけど結構拡張アートをやってらっしゃる方が増えてきてる様ですね。上達するならやっぱ人に見せていくのが一番。というわけで現在の活動しているサイトを紹介。
・Pixiv
メインページ http://www.pixiv.net/
自分のページ http://www.pixiv.net/member.php?id=41435
日本の方じゃお馴染みのSNS。自分が初めて拡張アートというジャンルで活動し始めた場所なのでここの人達とは結構仲良くなって今でも交流している人が結構います。けどここだけの話、以前より勢いが無くなってる感がある上に拡張アートに対してあまり快く思ってない人間が少しいるのでその点は要注意(MTGジャンルで作品あげている人の中にもいます。誰とはいいませんが俺は関わりたくないんで念のためブロックにブチ込んでます。)。
・deviantART
メインページ http://www.deviantart.com/
自分のページ http://ghostarm1911.deviantart.com/
現在の俺の主戦場的な場所。登録をしたのは二年前で本格的に活動を始めたのが数カ月前ではありますが正直こっちの方が反応がいいです。主な言語は英語ですがそこは翻訳ツールなりとかwiki等を見て、定型文に加えて後は翻訳ツールとか使って例え変な文章になっても自分の言葉を書いてけばいいと思います。ちなみにあちらでは神河の山パノラマが凄く評価が高く日本とはまた違った評価感覚があるのだなぁと思ったものです。ただ、困った事にこのサイトは検索機能が糞なのでただうpってもほとんど目につく事がありません。なのでグループというのに加入しとくのが吉です。自分が所属しているグループは以下の二つです。
http://mtg-alters.deviantart.com/
拡張アート(アナログ限定)専門のグループ。年月的には比較的最近に出来たグループです。
http://magicthegatherer.deviantart.com/
こちらは様々なジャンル(ファンアートからサプライ系に加え、デッキレシピ的な写真まで)があってここにも拡張アートの項目があります。
・tumblr(タンブラー)
自分のページ http://ghostarm1911.tumblr.com/
ここはなんていえばいいんでしょうか・・・なんかツイッターとブログが組み合わさったとこっていえばいいのか・・・俺もここは利用し始めて日が浅いのであれですがとりあえず登録しておいて後は気が合いそうな人をフォローしたり、作品うpる際にタグ登録しとけばいいんじゃないのでしょうか。ただここは無断転載とかも横行しまくってるのでそういうのが嫌いな人ははっきりいってオススメしません。正直自分も続けられてるのはフォロワーさんが増えたおかげといっても過言ではありません。
まぁ、その位か。ここで紹介されていないもの以外でも様々なサイトがあると思うので木が向いたらこいうった処に載せてみてはいかがでしょうか。流れに乗ればきっとなんとかなりますよー。
後、明日から三日位、長野辺りの方に失踪してきます。
めちゃくちゃ長文になっちゃったけどアデュー。
GhostArmによるリキテックス・プライムの誰得なレビュー
2011年4月22日 画材 コメント (3)
つい最近、俺がいつも世話になってるアクリル絵具リキテックスの製造メーカーであるバニーコルアート社から新しいリキテックスが登場。
その名はリキテックス・プライム。
http://liquitex.jp/index.html
なんでも従来のアクリルに使用されていたアクリル樹脂と比べて透明度が非常に高いものを採用した事で発色が更に良くなり、塗った時と乾燥後で色の変化がほとんどなくなってるらしい。けどこれだけ説明聞いてもピンと来ない人間なので手持ちの画材の数を思い出し、財布の中身をにらめっこして悩んだ結果、とりあえず使用頻度の高い白(チタニウムホワイト)と黒(マースブラック)、そしてなぜか今まで持ってなかった紫(ディオキサイジン パープル)の三色を購入。
え?三色だけで絵具レビューすんのかよってか?なんとか必死こいてレビューするんで許してくだしぁ。
◆外装は写真の通り。
これまでのリキテックスと比べての最大の違いは容器の色が白から黒になった事。なんかこれだけなのに高級な感じになっていてとてもいい感じ。しかし、何よりも嬉しいのは ラベルの下側にその絵具を実際に塗ったのがサンプルとしてある事。 しかも一本一本に全てそれが施されている。これのおかげで視覚だけでは実際に塗った時にどのような仕上がりになるのかがわかりにくかったがこれのおかげで非常にわかりやすい。しかも絵具が塗られた部分には黒いラインが複数本あり、それらの見え具合で透明~不透明かの判別まで出来る。いや、これは本当に親切だわ。ちなみに黄色系統の色サンプルを見てみましたが一番不透明なものですら良く見ると黒のラインが浮かび上がってました。やっぱり黄色は拡張アートにとっては一番敵対している色なんだなと再認識したw
◆実際塗ってみてどうなんだ?
蓋を開けて絵具を出してみた感じからいうと、滑らかな感じがした。チューブの入口が従来のと比べてほんの少し(あるいは同じかもしれないが)狭めであるが、前述通り非常に滑らかなので出すのは苦労せず、また無駄な消費をせずに済むのでかなり経済的なのもいい 。
絵具を取り出した後、ほぼ原液の状態で混色を行ってみると、思いのほか早く色を完全に混ぜる事が出来た。それだけでも驚かされたが塗ってみて、更にびっくりした。重ね塗りをしていないのに一回塗っただけなのに従来のと比べて下地の部分がかなり見えなくなった事だ 。これは下地作成派の俺にとってはかなりのメリットになる。それと乾燥した後の感じを見ても確かに紹介にもある通り、あまり色の変化が生じてない。光沢はほとんどないのだが、まったく粉っぽくなく、触ってみてもザラザラした感触はない。それから塗る際にパレットに出した絵具の乾燥具合だが、塊ならばそう簡単には乾燥はしないようだ。だが塗ってみると乾燥はそれなりに早い。一体なんなんだこの矛盾した性能は・・・というか樹脂が違うだけでここまで変わるのかと。いや、マジで恐れ入った。
◆価格はどうよ?
従来の20mlから増量して30mlになっているので増量している分だけ、高い。また、新しい樹脂の採用や容量の増加の影響で容器の体積が大きくなってしまい結果、容器の製造単価がほんの少し高くなってしまったせいか量のみで計算すると少し高い。実際比較対象としてカドミウムイエローライトと価格比較したのだが従来のものが630円に対しプレイムが1039円であったため、実質100円程の差があった。だがこれだけ進化したリキテックスがたったの100円程度の差で済むのならかなり安い。それに一度買えばよほど使用頻度の高い色でもない限り、しばらくは追加で買う必要もないのだから。
◆完璧じゃねぇか。
けどここまで褒めまくってるとなんだか信者っぽいので難点もいってみる。まず一つ目の欠点は容量が増えたせいで従来よりもひと周り大きい事。また、二本だけで従来のモデルの3本分の重さになっているため同じ色数を所持して持ち歩く場合、体積&重さが1.5倍なのがつらいところ。二つ目の欠点は単価。といってもこれだけのリニューアルした無いようなのでこれはそこまでデメリットではない。最も万年貧乏な俺にはややキツい・・・。そして、これの一番の難点はまだ色が決して多くない事。特に使用頻度がこれでもかという位高かったニュートラルグレーがまだラインナップ入りしていないのは何よりも痛い。今回のは混色のテストの際に作ったものなのだが、やはりよく使う色は元からあった方が作業効率もだんちで違う。そういうわけで、バニーコルアートさん。ニュートラルグレーの実装を出来る限り早くお願い致します(´・ω・)
以上、誰得レビューでした。
その名はリキテックス・プライム。
http://liquitex.jp/index.html
なんでも従来のアクリルに使用されていたアクリル樹脂と比べて透明度が非常に高いものを採用した事で発色が更に良くなり、塗った時と乾燥後で色の変化がほとんどなくなってるらしい。けどこれだけ説明聞いてもピンと来ない人間なので手持ちの画材の数を思い出し、財布の中身をにらめっこして悩んだ結果、とりあえず使用頻度の高い白(チタニウムホワイト)と黒(マースブラック)、そしてなぜか今まで持ってなかった紫(ディオキサイジン パープル)の三色を購入。
え?三色だけで絵具レビューすんのかよってか?なんとか必死こいてレビューするんで許してくだしぁ。
◆外装は写真の通り。
これまでのリキテックスと比べての最大の違いは容器の色が白から黒になった事。なんかこれだけなのに高級な感じになっていてとてもいい感じ。しかし、何よりも嬉しいのは ラベルの下側にその絵具を実際に塗ったのがサンプルとしてある事。 しかも一本一本に全てそれが施されている。これのおかげで視覚だけでは実際に塗った時にどのような仕上がりになるのかがわかりにくかったがこれのおかげで非常にわかりやすい。しかも絵具が塗られた部分には黒いラインが複数本あり、それらの見え具合で透明~不透明かの判別まで出来る。いや、これは本当に親切だわ。ちなみに黄色系統の色サンプルを見てみましたが一番不透明なものですら良く見ると黒のラインが浮かび上がってました。やっぱり黄色は拡張アートにとっては一番敵対している色なんだなと再認識したw
◆実際塗ってみてどうなんだ?
蓋を開けて絵具を出してみた感じからいうと、滑らかな感じがした。チューブの入口が従来のと比べてほんの少し(あるいは同じかもしれないが)狭めであるが、前述通り非常に滑らかなので出すのは苦労せず、また無駄な消費をせずに済むのでかなり経済的なのもいい 。
絵具を取り出した後、ほぼ原液の状態で混色を行ってみると、思いのほか早く色を完全に混ぜる事が出来た。それだけでも驚かされたが塗ってみて、更にびっくりした。重ね塗りをしていないのに一回塗っただけなのに従来のと比べて下地の部分がかなり見えなくなった事だ 。これは下地作成派の俺にとってはかなりのメリットになる。それと乾燥した後の感じを見ても確かに紹介にもある通り、あまり色の変化が生じてない。光沢はほとんどないのだが、まったく粉っぽくなく、触ってみてもザラザラした感触はない。それから塗る際にパレットに出した絵具の乾燥具合だが、塊ならばそう簡単には乾燥はしないようだ。だが塗ってみると乾燥はそれなりに早い。一体なんなんだこの矛盾した性能は・・・というか樹脂が違うだけでここまで変わるのかと。いや、マジで恐れ入った。
◆価格はどうよ?
従来の20mlから増量して30mlになっているので増量している分だけ、高い。また、新しい樹脂の採用や容量の増加の影響で容器の体積が大きくなってしまい結果、容器の製造単価がほんの少し高くなってしまったせいか量のみで計算すると少し高い。実際比較対象としてカドミウムイエローライトと価格比較したのだが従来のものが630円に対しプレイムが1039円であったため、実質100円程の差があった。だがこれだけ進化したリキテックスがたったの100円程度の差で済むのならかなり安い。それに一度買えばよほど使用頻度の高い色でもない限り、しばらくは追加で買う必要もないのだから。
◆完璧じゃねぇか。
けどここまで褒めまくってるとなんだか信者っぽいので難点もいってみる。まず一つ目の欠点は容量が増えたせいで従来よりもひと周り大きい事。また、二本だけで従来のモデルの3本分の重さになっているため同じ色数を所持して持ち歩く場合、体積&重さが1.5倍なのがつらいところ。二つ目の欠点は単価。といってもこれだけのリニューアルした無いようなのでこれはそこまでデメリットではない。最も万年貧乏な俺にはややキツい・・・。そして、これの一番の難点はまだ色が決して多くない事。特に使用頻度がこれでもかという位高かったニュートラルグレーがまだラインナップ入りしていないのは何よりも痛い。今回のは混色のテストの際に作ったものなのだが、やはりよく使う色は元からあった方が作業効率もだんちで違う。そういうわけで、バニーコルアートさん。ニュートラルグレーの実装を出来る限り早くお願い致します(´・ω・)
以上、誰得レビューでした。